2020年東京五輪の事前合宿に向けたBMXフランス代表の合宿候補地であるYBPを含めた北杜市の視察に同行しました。

さて、前回のBLOG更新から気がついたら11日も経ってしまいました。


忙しいアピールは、かっこ悪くてしたくないのですが、事務局業務の業務量がピークとなって更新する時間を作れず無念です。笑


YBP PROJECTでは、10月末に掛けて、怒涛のイベントラッシュが続きますが、どれも真剣に取り組んで行きたいと思います。

(富士見パノラマリゾートからの景色 photo by 2tomman)


さて、本日の本題ですが、YBP PROJECTは、山梨の北杜市(ほくと)の東京五輪の事前合宿誘致に協力しています。


その事前合宿の招致活動をする経緯については、こちらの記事で書きました。


YBPは、東京五輪の事前合宿の招致活動しますが、それは、どうして?

http://www.2tomman.net/posts/2617327


そして、BMXフランス代表が、北杜市のYBPを含む山梨県と北杜市での事前合宿に興味を示して頂いたことで今回の視察に至りました。

こちらはフランス代表視察団として訪れたジュリアン・サストル氏がYBPを視察する様子。

YBP PROJECTは、8月8日から2日間の日程で視察団に同行してきました。フランス代表団は、8月8日に山梨入りしてそこから10日までの3日間の日程を八ヶ岳近辺で過ごし、東京五輪時に向けた視察を行いました。


視察中に訪れたスキー場(富士見パノラマリゾート)のリフトの上からの景色

富士見パノラマリゾート リフト

A post shared by トムトムマン (@2tomman) on


今回の視察で、YBPについても、フランス代表からいろんな要望を頂きましたが、言い換えれば試合に勝つことを考えたチームが、勝つために求める環境のことですから、YBPをよりパワーアップさせるためのヒント(勝つための環境に必要なこと)とも捉えられます。


フランス代表は、世界大会でも上位成績を獲得するBMX先進国です。


フランスは、ツールドフランスなども開催される自転車大国ですから、日本とは環境が大きく異なります。そうした国から、いい環境、勝つための環境を求められるワケです。今回は非常にいい機会だったと捉えています。YBPは、その環境に向けてまだまだやることが見つかりました。


また、その勝つための環境に向けてですが、日本代表監督の三瓶氏から、常々こうした環境が望ましいという要望をもらっていますが、フランス代表からもらった要望もほぼ一致しています。


つまりフランス代表が求める勝つための環境を整えることが、国内選手のための環境作りに繋がることを強く感じました。


じゃあ、どうやってその環境に近づけるのか?主にネックはハード面で、ハード面を整えるには資金的な課題が大きいです。


ただ、この視察での大きな成果は、その課題解決に向かうためその手前のどういう方向へ向かうべきかということ、今回の視察に関わって頂いた関係各所の皆さまも含め、今の環境では至らないと気づきが得られたことだと感じます。


このままじゃいけない、どうにかしないといけない、というマインドの部分で気持ちのスイッチを入れられたのが、地味かもしれませんが、今回の視察において一番大きな成果なのではとも感じます。


また、こうした課題の認識に至れたのも、今回の視察を段取りされた市役所の皆さまによる細部に渡る調整が非常に大きかったように思います。そうできていなければ、網羅的に課題を掴むことが難しいかったですからね。


これからやることが見えて進む状態と、見えないで進む状態とでは、その後の成果が大きく違ってくると思っています。


個人的には、8月までの4ヶ月に渡る事前準備など、貴重な経験が得られました。今回得られた課題を次に活かしたいと考えております。



0コメント

  • 1000 / 1000