YBPで高校生の職場見学を実施。ボリューム満点な講義を実施するために取り組んだこと。

また久々のBlog更新となりました。YBP PROJECTのトムトムマンこと、佐藤奨です。


さて、先日11月15日の午前中に、YBPにて、山梨県の日川高等学校の職場見学の受け入れをいたしました。今回は実施内容のご紹介と、学生たちの満足度UPに繋げるために、自画自賛?かもしれませんが、ボリューム満点な講義内容を準備しました。


今回のBlogでは、その講義の内容と、ボリューム満点な講義を実施するために取り組んだことについて触れてみます。

まず、前提として、この職場見学に高校生たちは、職場見学のお勉強としてYBPに来ているので、しっかり座学は入れる必要があると思いました。


でもYBP PROJECTの僕らとしては、せっかくYBPの見学を選んで来てくれている生徒さんたちに、いかにBMXの楽しさを感じてもらえるか?が求めたい部分。


ということで考えた職場見学のプランは以下の通り

(今回用に作成した資料です)

かなりボリュームがありますよね。


まずは冒頭の15分を座学として、YBPの施設概要、栗瀬裕太がYBPの造成をスタートさせた話。その後にYBPの施設内の見学(15分)をしてもらい、26名の学生全員にBMX体験(40分)のスケジュールを組みました。


ボリューム満点なスケジュール、言い換えればタイトなスケジュールですが、講義の流れを順を追ってご紹介します。


まずは・・・

①YBPの施設紹介

(説明に利用したスライドを貼ります)

八ヶ岳特有の石・岩の多い土質に大苦戦したお話。

安全な走行面を造るためには・・・

土が足りなかった。そんな苦戦を強いられながら、地元の方の協力や、支援者(クラウドファンディングからの支援など)の協力を少しつづ得ることができ・・・

ついにYBPの世界基準コース(BMXレースのSXトラック)が2013年8月31日に完成。

そこからYBPは翌年2014年6月にグランドオープンをして、コースの充実度をUPしたり、YBPでのイベントを実施して現在がある。

また2020年東京五輪の事前合宿の候補地となっており、2020年はひょっとしたらどこかの国がここで練習をしてから有明で行われるBMXレースの大会に参加するかもしれないことも伝えました。


ここまでの流れが伝わりやすい映像として、今年9月末に開催したYBP GAMES 2017用に制作した映像を学生に見てもらいました。(約5分のMOVIE)

(MOVIE by 継松彰宏)


YBPの経緯を15分でまとめるのは、なかなかハードルが高かったですけれども、上記のポイントでYBPの施設について紹介しました。


その後、

②YBPの場内の施設見学。


ここが世界基準コースで、ざっくりとプロ向けのエリアとアマチュア向けのエリアがある。


そしてここが現在日本で唯一の8mスタートヒル。

特別に学生たちにも登ってもらいました。高さと急斜面、最初のジャンプの大きさ(11m以上も飛ぶこと)を学生たちに見て体感してもらい、自分たちと同世代の日本代表選手たちが、ここから走り降りていることを肌で感じてもらいました。


その後、学生たちが一番楽しみにしてくれていた

③BMX試乗体験!


高校1年生で同級生ライダーでもある大霜優馬を講師役として、学生たちにBMX体験をしてもらいました。

かなりボリュームのある1時間30分の講義でしたが、ほぼ時間通りに進行することが出来ました。


日川高校の高校生たちが非常に協力的であったことも大きいですが、進行役の私として意識したことは、以下の通り。


A 細かいスケジューリング

これは当然ですが、細かいスケジュールを立てました。


スケジュールは、セッティングの時間、メンバーへの説明の時間も事前に想定し、おそらく高校生たちを乗せたバスは想定よりも少し早めにいらっしゃるだろうということも考えて準備に取り組みました。バタバタしない状況でお迎えできるのがベストですからね。


また、進行中に、ちょっとした予定外なことにも対応出来るよう、上記の1から3の講義の隙間には調整時間として3分から4分の時間を設けて進めました。


B 運営チームだけでなく、参加者にもスケジュールを明確に伝える


特にBMX体験を学生たちは楽しみにしてくれていると思うので、1と2をいかにスムーズに進行できるかがポイント。当日サポートしてくれたYBP PROJECTのチームメンバーともそこ(機動的に動く必要があるということ)を意識して準備に取り組み、進行中にも、オンタイムなのか、数分押しなのか等明確に伝えていく。


C 自主性を高めるためにグルーピングする

26名と、メンバーが多いので、大切になるのは、移動時間や準備時間でのタイムロス。そこを防ぐためのグルーピング。


スムーズに進行をするためのグルーピングであると考えているので、1の段階で講義の間に学生たちが一緒に動くメンバーとして5名 or 6名のメンバー、全部で5グループを作ってもらい、それぞれに1〜5番グループとして分けさせてもらいました。


これらを実行し、あとは学生自身にも、3のBMX体験時間をたくさん作りたいので、この1と2を協力的に動いてもらうことで、体験の時間を少しでも長く体験させてあげられます。とも伝えました。


学生たちの協力もあって、講義は無事に進行することが出来、ほぼスケジュール通りに進行することが出来ました。


以上が、ボリューム満点な講義を実施するために取り組んだことでした。


YBP PROJECTは、こういう職場体験でも、活動のコンセプトである”楽しんだ分だけ日本代表のチカラになる”を意識した講義作りをしたいと思っています。


最後の集合写真。

高校生たちには、いつもとは違ったお勉強の時間をお届け出来たのではと思います。


YBP PROJECTとしては、職場見学という新たな挑戦でしたが、こういうきっかけからもYBPの存在や、BMXの認知普及に繋げられたら幸いです。

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